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'添うの場’に寄せて

追記 2020年11月

現在はショールームのオープン時間が11時からになったため、
「添うの場」は毎月第1木曜11時から13時の2時間で開催しております。

いよいよ明日9月5日(木)から、

「添うの場」-助産師による無料個人相談の場-がはじまります。
 

 

毎月第1木曜、午前11時から13時までの2時間、

素souのショールーム奥、キッチン側のスペースに助産師さんに過ごしていただく時間を設けています。
 

 

女性でしたらどなたでも。

 

年代問わずに、と助産師の田中美佳さんと高島麻季さんがおっしゃっています。

妊娠、出産、閉経も問いません。

こんなこと聞いたら、、?なんて心配はいらないですよ。
なんでもふらりとお話に来てください。


田中さんと高島さんからメッセージを預かっています。
まずはこちらの記事をお読みくださいね。
【「添うの場」助産師による個人相談-始まります】

 

 

 

なぜこのような場を設けたかったかというと、

そこにはたくさん理由がありますが、

わたし(櫻木)の個人的な経験も理由のひとつ。

ざっと19年!くらい前の写真。

転勤で横浜に移って2年後に初めての出産。
近所には親戚はおろか、親しい友達がいませんでした。
当時の夫も同じように若く、働きざかりで毎晩帰りは遅く、
一日中ほぼ娘と二人。

妊娠中に市の母親学級で知り合ったママ友は複数いて、ほぼ同時期にお産したのが、心強かったでしょう、と思いきや、
いつも発育を比べる対象のようになってしまい、
個人差はあると頭ではわかっていても、いつもいつも不安でした。


この写真の頃の悩みは、肥満(娘の)と乳児湿疹(のちアトピー)。

長女は出産時2500g無かった為、
退院時に「寝ていても口に哺乳瓶をつっこんででもミルクを飲ませてね、細い赤ちゃんは弱くて病気にかかっちゃうから」と言われました。
さあ大変!
こんなにか細い我が子が病気になっては大変!!と、
言われた通り、夜中でも3時間置きにタイマーをかけ、ぐっすり寝ている我が子の口におっぱいを当てても飲まない。。。
ならばミルク、ミルクと、
言われた通りに哺乳瓶を突っ込み、どんどん与えていました。


すると3ヶ月検診では肥満と言われてしまい、
その頃はすっかり娘も、母乳より飲むのが楽なミルクを好むようになっていて、
母乳は出なくなるいっぽうだし、
「ミルク与えすぎだから減らして」って言われるしで
ミルク1本分飲んでまだ足りないーと泣いている我が子を抱いて「でもこれ以上あげられないんだよー」と一緒に泣きたい日々でした。

この頃からだんだん娘に湿疹が広がるようになり、
皮膚科に行くたびにある薬のランクが上がっていって、
夜はかきむしりで眠れないし、、というアトピーの悩みが始まるのですが、
これはもういくらページを割いても終わらないくらいいろいろあったのでこれくらいで。


頑張っていたなぁ。

20代のママは、毎日張り詰めていまいした。

ものすごい数の本を買って(アトピーや、乳児湿疹、自然療法、食事療法、なんやかんやと)読み漁っていたので、
今だったらネットで検索しまくっていたと思います。

可愛くて愛おしくてたまらない。
この子が笑顔になる時間が増える為にはなんでもする!
ものすごいエネルギーが、
いっぽうで自分を追い込んでいくことにも全く気づいていませんでした。。。


無数に他にもいろんなエピソードがありますが、
ここに書いたことだけでも、
私に気軽に相談できる助産師さんがいたら、
だいぶベクトルが違っていたと思うんです。


実際、次女の際は頼りの助産師さんがいたので、
産後もずっと、
ちょっとしたことにもアドバイスをもらいにいきました。

完全母乳で、とても楽チンに子育てできたのも、助産師さんのおかげでした。



今、ネットによる情報社会が進み、
ちょっと気になるキーワードを入れれば、世界中から情報が集まりますよね。
でも、いらん情報まで我が事のように目に入れてしまい、悩んでいる人たちは少なくないようです。


まずは気になっていることを、
そのまんま、口に出来たら
背中に重く乗っかっている荷物がちょっと減るよー。

どっちに進めばいいか解らなくなってしまっている時、
荷が軽くなると動き始められるかもしれません。


田中さんも、高島さんも、信頼できる親戚のお姉さんみたいな人。


満月ポテチを買うついででも。
もちろん何も買わなくても。
10分でも、3分でも。
ふらりとお越しください。



 

今は頑張っていた自分が愛おしい。

 

頑張っているみんなが愛おしい。

 

私自身も50歳を前に、ちょっと助産師さんに聞いてみようって思ったりしてます。

 

マアルの「添うの場」で。

 

「添うの場」-助産師による個人相談-はじまります

2021年3月24日追記

現在ショールームのオープンは11時からですが、
2021年4月から、添うの場は10時から13時まで開くことになりました。

 

長年の願いがまたひとつ、素で実現します。


マアルは「マアルく繋がろう」から生まれた屋号です。


 

私たちを取り巻くさまざまなこと

衣食住、心、生と死、性、家族、医療、環境、社会、地域、、、それらに

優しく寄り添い、まあるい形で繋がりあいたいなぁと願っています。
 

 

coyashi企画などで展開しているお話会やワークショップに加え、
 

「いつか場所が出来たら、、」とずっと胸の中にあったことのひとつ。


 

いよいよ来月、9月の第1木曜からはじまります。




「添うの場」

 

生理不順、妊娠、出産、赤ちゃんの発育、産後の体調、育児、更年期etc,,,
 

病院に行くほどじゃないかもしれないけど、なんだか気になること、
 

なんでもふわっと、
助産師さんと個別にお話してみませんか?


 

全ての女性に寄り添う場。
 


名前を「添うの場」と付けました。

 

souのショールームの一角、キッチン側が「添うの場」のスペース。
 

 

毎月第1木曜の午前10時から午後1時までの3時間、11時から13時までの2時間
助産師さんに素で過ごしていただきます。

予約は特に必要ありません。
相談希望の方が重なったら、店内でお待ちいただくか、近くをお散歩されたりしてお待ちください。


 

 

ショールームはいつも通り運営しております。
お買い物ついでにちょっと聞いてみよう、な感じで、お気軽にお越しくださると嬉しいです。




 

 

二人の素敵な助産師さんが交代でこの場を育ててくださいます。



さち助産院  田中美佳さん 
「開業助産師の田中美佳です。
出張専門なので、依頼があれば広島市を中心にどこへでも駆けつけています。
「うみ」「育てる」人や「育つ」人の側で、そっと手を差し伸べる。
そんな存在でありたいと思っています。」



まき助産所 高島麻季さん

「お悩みのことに乗り越えていけるように、寄り添いながら、
励ましながら、女性が笑顔で自分らしく過ごせるような支援ができたらと思っています。
どうぞお気軽にご相談ください。」


お二方とも、ふんわり柔らかいのに芯があって、どっしりしていらっしゃる、
私の憧れの、大好きな助産師さんです。

ドキドキしながらご相談したところ、
日頃のお二人のご活動と共鳴するところがあって、
とても共感してくださいました。

「添うの場」。

毎月第一木曜の10時からと覚えてください。
まずは9月5日(木)から始まります。




どうしてこういう場を作りたかったか。

たくさん理由がありますが、

第一に私自身、助産師さんと出会い体調面だけでなく、

メンタル面もとても救っていただいた経験があるのです。

 


また改めて書かせてくださいね。

 

 →「‘添うの場’に寄せて」2019.9.4

マアルの「素」sou限定セミオーダーショーツ始めます

これは、広島のお客様はもちろん、全国のお客様にお伝えしたいです。

 

本日3月1日から、

「素」sou限定 セミオーダー新月ショーツ をスタートします。

 

 

広島県尾道市の「立花テキスタイル研究所」さんに、マアルオリジナルオーガニックコットンレースを染めていただきました。

「原料も染める材料も自分たちの足元から」をコンセプトに、

綿を栽培し帆布を作り、地元の農家や家具屋が捨てる材を染材として利用。

環境負荷をかけず、持続可能なものづくりをしていらっしゃいます。

 

立花テキスタイル研究所さんは以前から個人的にもファンで、

ひとりで綿を植えるワークショップに参加させていただいたり、工場を見学させてもらったりしていました。

代表の新里さんやSさんも、関東から広島に移住されていて、

そういうところも勝手に親近感を持っています。

以前は春夏秋冬の企画でレースを柿渋染めにしていただいたこともあります。

 

 

そして、この度のレース。

これが本当に美しい!

清らかな色、と言ったらいいのでしょうか。

透明感すら感じます。

 

 

全て地元で調達しているという染め材も、

唸るような内容なのです。

 

説明文を書きながら「すごいわ。。」と改めてため息をつきました。

 

染めていない「生成り」レースも合わせ、5種類のレースからお選びいただけます。

 

 

マアルでその時ご用意できるフェアトレードのオーガニックコットン生地を数種類用意しています。

生成り、茶、草木染めの生地など、今は4種類。

 

 

お好きなレースとお好きな生地を、

お客様ご自身にチョイスしていただき、マアルの小さな縫製工場で縫います。

 

サイズは、M,L,LLの3種類からご指定いただきます。

 

このショーツには、「素」限定タグがつきます。

 

2週間程度でお渡しできます。

遠方からお越しの方にはメール便でお渡ししますね。

4,800円(税抜)です。

 

地元広島のお客様はもちろん、

全国のお客様も、

広島に行ってみたいなぁ、

観光のついでにマアルに寄ってみよう!

 

そう思っていただくひとつのきっかけになると嬉しいなぁ。

 

超レアな「素」新月ショーツ。

 

欲しくなった方は、お越しくださいませ。

 

 

marru 素 sou ショールーム(店舗)営業カレンダー

 

 

マアル素sou 椅子

ロロスツールというさしものかぐたかはしさんの定番スツール。

座面に使う生地をマアルからお渡しして、特別にmarru lolo stoolにしていただきました。

パノコトレーディングさんに相談に乗っていただき、
世界中の農場に思いを馳せるような、

フェアトレードのオーガニックコットンで出来たひとつひとつ違う生地を選びました。



8号キャンバス 
経糸/緯糸 共に bioReプロジェクト  インド/タンザニア産 生成り



カラードデニム グリーン
経糸 bioRe インド/タンザニア産 生成りと、ブラジル産のカラードコットン(グリーン)との杢糸
糸 bioRe インド/タンザニア産 生成り
 

 
ヘリンボーン
経糸 bioReプロジェクト インド/タンザニア産 生成り
糸 bioReプロジェクト インド/タンザニア産 杢糸グレー


8号キャンバス
経糸 bioReプロジェクト インド/タンザニア産 生成り
糸 ワイルドコットン ペルー産 茶綿
 

ほんのり違うファブリックの色。

大切に育てられ、海を渡ってきたコットンです。

 

座り心地も最高です。

 

ぜひ座ってみてくださいね。




 

素souはじまる

マアルの新拠点「素」souの、川側に設けたショールーム兼イベントスペース。
2月10日(日)にオープンし、今日でちょうど1週間経ちました。


白島店からのお客様が驚いてくださるように、
このグリーンのドアの写真はオープンまで秘密にしていました。

そうです、白島から本川町に連れて来ました。

お客様が「あらー!?このドアってー!?」っておっしゃる驚きの声を聞くのが快感です(笑)


オープン初日はショールーム奥で
「imatokocoさんと干菓子を作りましょう」、
翌日は
「前田佐和さんの生理が大好きになるお話会、更年期が楽しくなるお話会」松田笑店さんのベジカレーランチ。
13日は「imatokocoさんの練り切り教室。」

オープンを記念して、1週間の間にcoyashi企画を3つ開催し、おかげさまで全て満席、大賑わいでした。

素のinstagramではもう少し写真をアップして報告しているのでよろしければご覧ください。)


縫製工場側から窓越しにお客様の様子を眺めることが、
こんなにいいものだとは。

皆さんの熱気が伝わって来て、準備をしながらも嬉しくてたまりませんでした。

この窓を設計してくださった、さしものかぐたかはしさんは、「むしろこの窓はマアルで働く人たちの喜びのため」とおっしゃってましたが本当に。



素souのショールームは、大前提として
「マアルの肌着や布ナプキンが生まれる会社の中にある」。

素材を確かめ、試着もできます。
もちろん布ナプキンのご相談にも応じます。

そして、肌着とともに、心からお勧めできる厳選した他社メーカーの衣料品、雑貨等も販売しています。
安心である、心地いいものでことはもちろん、使っていると心が豊かになったり、
暮らしが楽しくなったりするものたち。
取り扱わせていただいているメーカーさん達は、全て交流させていただいており、
皆様本当に憧れる素敵な会社さんばかりです。

さらにこの場をイベントスペースとしても共有し、
マアル主催のcoyashi企画<いずれ自分の肥やしになるような>講座やワークショップを開催したり、
他の方主催で面白いことをしていただいたこうと思っています。
生産者さん達、メーカーさん達がいらっしゃることがあれば、
お客様を招いて一緒にお話を聞かせてもらう場にもします。


イベントが入っていない日も、もちろんショールームとして動いていますし、
同じ空間で私たちが打ち合わせをしていたり、商品撮影をしていたりしています。
ガラス越しの小さな縫製工場部分ではミシンが動き、
全国に発送する荷物を準備している者もいます。

そういう風景も丸ごと楽しんでいただけたら嬉しいです。


「広島行きたーい!」「マアル素に行きたーい」そういう声が、全国のお客様からどんどん届くようになるといいなぁ。

この数日、早速県外からもお客様が複数いらしてくださいました。


予想もしなかった、たくさんの、本当にたくさんのお花やプレゼント、メール。
そしてお心も寄せていただいているのも感じています。

初日の閉店後、「せっかくだからお花を集めて撮りましょう」というメンバーの発案で、
あちこちに飾らせていただいていたお花たちを1箇所に集めて撮影しました。

またひとつ、一生の忘れない思い出になりました。


ラインチームの二人が毎週日曜18時に、広島のマアルLINEにて今週の営業日、営業時間を配信することにしました。
早速本日配信されていましたね。
ショールームは不定休なので、必ず営業日、時間を確認してからお越しくださいませ。

「素」までの道案内も、スタッフブログで桜井が紹介しています。

縫製担当Rが縫ってくれた出来立てほやほやのオーガニックコットンの制服を着て、
新しい場「素」souで皆頑張っています!


皆様も一緒にこの場を楽しみ、育ててくださいませ。
これから末長く、どうぞよろしくお願いします。