娘の友人が我が家に数泊。
いつにもましてうちの中は若者の熱気というか香りというか、に満ちている。
女子大生と女子高校生がいっぺんに笑うと、
いやぁ、、すごい。クラリとするエネルギー。
先週は大分から元スタッフ一家が赤ちゃん連れで泊まりに来ていたので、8月の我が家は若い感じだ。
今日は台風で臨時休業になったため、
家で仕事しつつ、
合宿所のおばさんと化したわたしは3度の食事を作っているのだが、
さすが女子達、気を使ってかとても反応がいいので
ついおばちゃんはウハウハと喜び勇んで張り切ってしまい、
娘達に「いつもと盛り付けまで違うじゃん」とかツッコミを入れられても喜ぶ始末。
8月も真ん中。
マアル事務所・店舗両方とも、今の場所に引っ越してきて半年が過ぎ、
昨日のモデル撮影時には「年賀状」とかいう言葉がチラチラ出始めた。
この調子だと本当に、今年も「いよいよ年の瀬ですね」と言ってしまいそう。
その前に、ちょっと一息ついたこのお盆で振り返っておこうと思う。
(書き終わって読み返したら振り返りというより改めての決意表明みたいな感じになっているけど)
ここを見つけたのは昨年の9月だったか。
場所がないから、と言って「いつか」の棚に押し上げていたいろんなことが、
ここに来たら出来る!と確信した。
やらなくて後悔するよりやってみよう。
そう決心して借りた大きな物件だった。
肌着の企画・製造・販売の「マアル」の仕事に加え、
この「素」souと名付けた場所を企画し運営していく、という仕事を増やした。
どちらも私の中では切り離したことではなく、
とても密接に繋がっている。
そもそも、
マアルという名前は、
私たちを取り巻くさまざまなこと
衣食住、心、生と死、性、家族、医療、環境、社会、地域、、、それらに
優しく寄り添い、まあるい形で繋がりあいたいなぁと願って
付けたもの。
よく考えずにmarruというアルファベットを当てはめて、
なんかいいぞ、と気に入った。
素の立ち上げから半年。
それはもう、これまで以上に全力をマアルに注いでいる。
肌着の製造あってこそ、素が動くのだから、両方。
これが意外と、頭の違う場所を使うみたいで面白い。
6年前に白島の店を立ち上げた頃より、当たり前だけど6年分の体力が老いているので、
今の「全力」はあの頃の「全力」より乏しいけれど(特に夜中が)、
量より質です。
とかいって、
質も大したことないので(汗)、やっぱり気になったところは「ま、いいか」で済まさず、
あとで後悔しないように、丁寧にやるしかないんだなぁ。
昭和根性かもしれないけど、
やるしかないときは、やるしかないのだ。
耕すタイミングは、きっと決まっているのだ。
しかも今は、あの頃より頼れるスタッフが増えた。
どんどん関わってもらっている。
私が手放す範囲がもっともっと増えるといいな。
どういう場を求めているんだっけ?
どういうものが並んでいたら一人の客としてのわたしは嬉しいんだっけ?
妊娠したとき、出産後、子育て中、そして今、どういう場に行きたかった?行きたいか?
アトピーで苦しんでいたとき、どういう店にときめいたんだっけ?
結局肌着作りと根っこは同じ。
自分が必要としているもの、こと、場所を作るだけだ。
今年は素sou「耕し」の年。
春夏秋冬の春「耕」のコンセプトをカラーでアドバイスをいただいている荒川さんから頂いたとき、うわ、一緒!と鳥肌が立った。
いろんな種を、惹かれる種を植えてみたらいい。って思ってます。
ちょうどいい塩梅に、素では肥やしが(coyashi企画)与えられ、
どんどんふくふくの土になっているもの。
素にあうものが生え、あとは勝手に育っていくんだろうと思う。
日が傾くのが早くなって来ましたね。
さぁてと女子達に晩御飯作ろうっと。